今回で４年目となりました、Combi PLAZA 善福寺保育園での講演会です。
園児全員の歯科検診を行った後に、3歳以下クラスと４歳以上クラスに分けて２回の講演・指導を行いました。

3歳以下クラスでは歯を磨く順番を教え、自分で磨かせてみて、それをより良い形になるように個々に指導を行いました。

４歳以上クラスは歯を磨く必要性を紙芝居で分かりやすく伝え、その後3歳以下クラスと同様により良いブラッシングが自分でできるように個々に指導を致しました。

今後も継続して乳幼児への歯科指導を行ってまいります。
ご協力いただいた、保育園並びに先生方に感謝申し上げます。

今年度は新型コロナウイルス感染症のため、緊急事態宣言がでるなどしたこともあり、歯科への受診控えが全国的に起こっておりますが、いまだ歯科診療所においてクラスターの発生は確認されておりません。
これはそもそも歯科を受診する際、体調不良特に咳など呼吸器系の症状が出ている場合、患者さんが自主的に受診を取りやめるケースが殆どであること、また歯科診療所においては従来よりスタンダードプリコーションと呼ばれる感染予防対策を日常的に行っているためと考えられます。
お口の健康を維持することは全身の免疫や抵抗力を正しく維持するためにも必要なことと言われております。
「痛くないしコロナ感染が怖いから」という理由で受診控えをした結果、歯周病やむし歯の悪化を招くことは、感染症等に対する抵抗力を弱める可能性があります。
今後もコロナの影響は続くと思われ、不安もあるかと思いますが、上記のようにクラスターの発生源になったことは今のところありませんので、自身の体調を考慮したうえで今までのように歯科でのお口の健康維持を行っていくことが大事だと思っております。